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隠れ家的な喫茶店2013-08-09(Fri)

京都の小路の奥にひっそりとたたずむ珈琲店。


そこで珈琲のソムリエ「バリスタ」として働く美しい女性。
通りかかった主人公が偶然その狭い入り口を見つけ、ドキドキしながらお店の扉を開ける。


その書き出しだけでも、すぐに引き込まれてしまう。

普段通り過ぎるとても綺麗な外観や好きなデザインでちょっと気になるお店。

でもその扉をあける程、興味が尻込みを上回ることはあまりない。
マスターとうまく話をできるかなとか、常連さんばかりだったら浮くな~と。

1N5A1314.jpg

物語は日常の出来事と時折訪れるちょっとした事件の中を進んでゆく。
過ぎてゆく日々の中で、あくまで冷静を保ち、マイペースで理論的に話を進めるバリスタ。

主人公と出会ったことで、その鉄壁のペースに微妙な変化が
現れる過程がとても面白い。

何より、主人公が自信満々に推理を述べ終わり、鼻息荒く自己陶酔しているところに
「全然違うと思います」と微笑みながら冷淡に言ってのけるバリスタ。

ことごとく主人公の推理が論破されていく。

1N5A1362.jpg
言い負かされて悔しいれけど、笑顔がまぶしい。

「もう怒った。手とか握っちゃうぞ」

と言葉には出せず、心の中で叫ぶ。
主人公の微妙な心理が伝わってくる分、感情移入してあっという間に読みきってしまった。

1N5A1374.jpg


無性に美味しい珈琲が飲みたくなって、「喫茶店タレーランの事件簿」をそっと閉じた。



とある公園のベンチで。


2012年8月 富士宮市、河口湖町

Comments(2) | 未分類

Comment

物語に深くリンクする

・・・食べ物や飲み物って、無性に欲してしまうのは
それだけ物語の世界にどっぷり浸ってる証拠でしょうか(^^)
それとも、脳神経に影響が大きいカフェインだけ特別なのかな?
どちらにしろ、本と喫茶店は素敵な関係があるのは間違いない!

そして、いつもながらお写真と文章が見事にピッタリですね。

2013-08-11 01:02 | URL | ゆかりん [ 編集]

ゆかりん師

あざうっす。
香りや味覚が伝わってくる文章って、ホント素敵ですよね。
この本もそんな美味しい本でした。

スタバもゆったり読書できますが、いかんせん普段激混みなんですよ。

こんな隠れ家的な、そして良い距離感で接してくれる店員さんがいるお店があれば
もう、仕事でどんな嫌な事があっても、リセットできそうです(^^

それでは、お互い暑い夏を乗り切りましょう!

2013-08-11 15:33 | URL | Jun [ 編集]

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