二番とチーズケーキ2015-11-23(Mon)

時折行きたくなる自分の隠れ家。
キーワードは「神社+カフェ」

香取神宮の参道にも落ち着いたカフェがあったけれど、神社とカフェの組み合わせは実はとても合っているのだと思う。


リンク:「大人の秋の遠足」



151122-1.jpg

夜勤明けで、日比谷公園→銀座→京橋→モンベルと散歩して、とある神社に参拝。

参拝し終わると、参道にあるいつもの隠れ家的カフェに入る。
どうやら今日はマリオじいさんは来ていないようだ。

事件簿:「カウンター席」




151122-2.jpg

席につくとメニューを開くことなく、オーナーに

   「二番と、...それからチーズケーキまだありますか?」

とたずねる。

二番とはやわらかな酸味が特徴のこのお店のオリジナルブレンドで自分のお気に入り。
ちなみに一番はコクのある苦み。それと牛乳を一杯ずつ小鍋で暖めて作るホットのカフェオレもとても良き味。



オーナーが静かに頷いたことに安堵し、カバンから文庫本と手帳取り出しテーブルに置く。



151122-3.jpg

このお店は注文してからコーヒーが出てくるまで早くても5分はかかる。

とりあえずスマホを開き、TOEICアプリで海外に電話するときに使いたいフレーズを調べて手帳にメモしたり
何度も読み返しているお気に入りの越谷オサム短編集を広げる。

向かい側では、オーナーが挽きたての豆を布フィルターに入れ、ネルドリップを始める。





このネルドリップは最も美味しいコーヒーの淹れ方と言われているが、とても難易度が高く
特に布フィルターの手入れが非常にめんどくさいらしい。

お湯の温度、蒸らしの時間、ドリップの回数とタイミング。
オーナーが目の前のコーヒーに全神経を集中して、真剣勝負をしている。

話しかけたらいけない空気。でもマリオじいさんはふつーに楽しげに話しかけるのだろうな。




151122-6.jpg


そして運ばれてきた二番と特製チーズケーキ。

以前連れてきた友人は「まるでプリンのよう」と言っていたが、この小ぶりな芸術品はとても濃厚
「フォアグラ」や「あんきも」に匹敵すると言っても過言ではない。それが380円で堪能できるのだ。

まずは精錬された黒い液体を口に含む。

...

.....

円熟したまろやかな酸味が口のなかに広がっていく。




次にチーズケーキを少しだけスプーンにとり、口に運ぶ。

...

......

濃厚で落ち着いた大人の甘味がたまらない。





151122-5.jpg

店内を流れるスローピアノと気だるいボーカルが相まって、ひと時の完成された時間を与えてくれる。
ああ、神様ありがとうございます。


日曜日の参道沿い。いつもより混雑した店内。

待ち合わせする女性グループ、老夫婦と孫、となりのカウンター席で漫画を読む男性。


しかし、この「二番とチーズケーキ」というパーフェクトな組み合わせを注文する者はいない。
メニューのチーズケーキのところに一言「おすすめ」と書いたら、絶対にリピーター続出となることは間違いないだろう。


この手作りの芸術品が売り切れてしまうのはさみし過ぎるので、食べログとかには投稿しないぜ!と思ったり。
なんて小さいやつなんだ、自分。


すべて堪能した後、店員さんはお皿は下げるものの、空いたカップは残しておいてくれるというやさしさ。


2杯目からは300円引きでおかわりできるのだけど、今日は混んでるし本のキリがいい。
他のお客さんにここの席をゆずるとしよう。





151122-4.jpg


上野まで歩いて、空いている東海道線に乗って寝ながら帰ろうかな。 (熱海行き)



2015年11月 日比谷~銀座~御茶ノ水~ 「乙コーヒー」




Comments(0) | 未分類

Comment

コメントの投稿

管理人のみに送る