つくば一号作戦 前編2015-04-21(Tue)

周到に計画された年度末潜入作戦第二弾。

これまで一度もその日常をファインダーに捉えることができなかったターゲット。

日本の空、首都東京の空を制する

  航空自衛隊、第七航空団

片道3時間のその場所は、横浜からはあまりにも遠く、一人で乗り込むには
なかなか勢いがつかないでいたのだが...


 「やっぱり美しさで言ったら、ビゲン、グリペン、ファントムでしょう!」(戦闘機の名前です)


仕事中にこんな会話をできる相手が身近にいた。しかも上司。

百里基地になんとまだ現役のファントムがいるという話になると、

「これはもう行くしかないでしょ!
ウチは千葉だし、前の日に泊まって朝イチで私の車で現地に乗りこみましょう。」

その上、いつも雑談するもう一人の上司を誘ったところ、

  「空自か~ 懐かしいなぁ」

と謎の発言。

まあ眼鏡はかけてないので目は良さそうなのだが。

  実は元パイロットという事実

思いかけないところに伏兵が。

ありがとうございます。ありがとうございます。

そして前回の記事、オペレーション・キヅナから続くのである。



蘇我駅で上司と合流し、近所の居酒屋で自家製の牛スジ煮込みとビールを堪能。

次の日。


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爆音。

頭上を駆け抜けるF-4ファントムがそこにいた。


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他にはない、下反角の美しい水平尾翼。超音速を容易に想像させる鋭い後退主翼。

イーグルやホーネットとも違う、鉄の弾丸のようなフォルム。

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百里基地 アラートハンガー前面の撮影ポイント。通称「アラハン前」

上司のファンカーゴの屋根に二人で腰かけると滑走路を一面見渡すことができる。

ここ何週間ぶりかの青空。

そして火曜日である今日は、飛行訓練が朝から頻繁に繰り返されている。

負け知らずな空の王者、もう一つのベストセラー戦闘機F-15イーグル。


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有川浩「空の中」

F-15の女性パイロットと旅客機設計技師、年老いた漁師と航空機事故で遺児となった少年が織りなす
心温まる感動ストーリー。

  記事参照:空の中

滑走路から浮かび上がると一気に空を駆け上がる機影が、小説のリアルな描写を思い出させる。

その大きな翼と強力なエンジンが他の追従を許さない空での運動能力を発揮するのだ。


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猛禽類の王者であるオオワシの名を冠するのに値する精錬されたフォルムと大きな翼。

戦闘機の設計者ってやつは、性能には必要ない、自分の趣味を入れ込んでいるに違いないのだ。

じゃなきゃ、ブタ鼻のミグとサメ顔のセイバーが同じ時代に出てくるわけがない。


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元パイロットの解説付きという贅沢なシチュエーションの下、次のポイントに移動することにした。

次回 「つくば一号作戦 後編」



2015年3月 航空自衛隊 百里基地



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